こんにちは、皆さん瞬間英作文頑張っていますか。
本記事のタイトル「どんどん」とは、
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』のことです。
この記事は、
「どんどんを卒業した後、どんな書籍に取り組めば効果的なの?」
「もっと日常英会話で使える本に取り組んだ方がいいの?」
「今後どういうステップで学習すればいいの?」
このような悩みを持たれている方に対して、
3年以上瞬間英作文に取り組みつづけ、様々な書籍を試してきた筆者が、外国の方との英会話が成立するレベルになるまでに取り組んだ書籍を厳選して5つ紹介します。
筆者は最近、会社で海外赴任を勝ち取りましたが、その要因の1つに間違いなく瞬間英作文のトレーニングがあります。
巷では「効果がない」とも言われる瞬間英作文ですが、良質な書籍で継続すれば必ず成果があると筆者は確信しています。
必ず気づきがあるので、是非ご覧ください。
(写真はいずれも筆者の持ち物です。)
おすすめ書籍4選
①スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
どんどん瞬間英作文をやり込むと、少なからず文章を暗記してしまいませんか?
本来、瞬間英作文は、日本語をみて瞬時に英語を組み立てる力を鍛えるものなので、完全に暗記に頼ってしまうと効果が半減すると思います。
そこで、このシャッフルトレーニングにより、暗記に頼らずに頭の中で英語を構築するトレーニングの追い込みができます。
人によってはスキップしてもよいかと思いますが、筆者は必要でした。
②会話できる英文法大特訓
どんどん瞬間英作文の良いところの1つは、英文法毎に並んでおり、そのために英文法の総復習も自然とできるような設計にあると思います。
そして、その英文法毎に並んでいるという良さを引き継ぎ、より実用的で日常会話で使える例文が載っているのが『会話できる英文法大特訓』です。
おすすめポイント
- 英文法毎に並んでいる:
どんどん瞬間英作文と同じ方法で学習できる - 文法の難易度が高校レベルを扱っている:
どんどん瞬間英作文から着実にレベルアップできる - 日常会話を扱っている:
結果として暗記になってもそのまま使える
ちなみに、このタイミングで一億人の英文法を併用することをおすすめします。
実用的な書籍を始めると「何この言い回し?」みたいなのが増えますが、一億人の英文法を同時並行で学んでおけばたいていのものは理解できます。
筆者は『会話できる英文法大特訓』の後に何に取り組むべきかで非常に悩みました。
最初は、同じような例文形式が良いと思い『Duo3.0』に取り組みましたが、これは筆者にとっては遠回りでした。
『Duo3.0』が悪いのではなく『会話できる英文法大特訓』からのステップアップとして筆者にはハードルが高すぎたのです。
そこで、最適解の1つと筆者が考えるのが、次の書籍です。
③TOEIC L&Rテスト出る語句1800+
例文形式の書籍を終え、いよいよ会話形式の書籍に移ります。会話の流れの中で瞬間英作文のトレーニングをして実践に備えるためです。
ただ、会話形式の書籍といっても、瞬間英作文としてやることは変わらず、日本語訳を一文ずつ見て英語にしていくトレーニングを続けます。
会話形式の書籍でおすすめなのは、次に紹介するダイアローグシリーズと、TOEIC試験用の書籍『TOEIC L&Rテスト出る語句1800+』です。
おすすめポイント
- 全250のスキット(会話の塊)がある:
瞬間英作文をする材料に困らない - スキットはすべてストーリーとしてつながっている:
途中で挫折しにくい - 各スキットの分量がちょうど良い:
学習を区切りやすい - 掲載されている単語・文法はそこまで難しくない:
『会話できる英文法大特訓』で学んだ内容の復習になる - 書籍名にTOEICとあるが、
ゴリゴリの試験対策本ではない
やや易しめではありますが、この書籍に掲載されている会話ができれば普通にビジネスで即戦力になるレベルと思います。
この書籍で扱う会話シチュエーションはビジネスですが、学ぶ教材が日常英会話かビジネス英会話かはあまり拘らなくていいと筆者は考えています。
④英単語・熟語ダイアローグBasic1200、1800
最後の総仕上げです。こちらのダイアローグシリーズ最大の特徴は、圧倒的な分量と幅広いジャンルにあります。
少し例をあげるだけでも、日常生活、自然科学、レジャー・旅行、社会問題などが取り上げられています。ただしその代わり、ストーリー形式でないことは注意が必要です。
また、英会話の難易度としてもちょうどよく、筆者の所感としてダイアローグBasics1200→TOEIC L&Rテスト出る語句1800→ダイアローグ1800の順に難しくなるように思います。
おすすめポイント
- 合計279スキットと圧倒的な分量がある:
瞬間英作文をする材料に困らない - 幅広いジャンルのスキットがある:
想像できるほぼすべての分野に対して瞬間英作文のトレーニングが可能になる - ダイアローグBasics1200は『TOEIC L&Rテスト出る語句1800』よりもやや易しい:
復習感覚で瞬間英作文ができる - ダイアローグ1800はやや難しい:
ダイアローグ1200の続きものであり続けて学習しやすい
総仕上げとして、どんな話題に対しても瞬間英作文をできる力を身に着ければ、もう怖いものはないでしょう。
おわりに
最後に1つだけシェアさせてください。
偉そうに書きましたが、筆者は現在も学習中であり、最後のダイアローグ1800の瞬間英作文は実際半分くらいしか終えていません(本当に、圧倒的分量です)。
それどころか、実際の英会話で不安を感じたときに都度TOEICの書籍に戻ったり、いまほとんどありませんが、場合によっては「どんどん」や英文法大特訓まで戻って復習したりしています。
そんな中で、「今、自分がある程度英語を話せているのはどの書籍が効いてるのかな」「今改めてよく見返している書籍は何かな」という観点で、本当におすすめしたい書籍を選ばせていただきました。
瞬間英作文のメリットや注意点を改めて確認したい方は以下もどうぞ。
本記事が少しでも読者の皆様の参考になれば幸いです。