今回は、日本にいながらにして口座開設が可能なユニオンバンク(Union Bank)のキャッシャーズチェック(Cashier’s Check)を作成しましたので、記録に残したいと思います。
私は車の購入のために渡米後すぐにCashier’s Checkを発行する必要があり、初めは何のことかよくわからず戸惑ったのですが、意外とすんなり終わりました。
この記事では初めてCashier’s Checkを利用する方に「そこまで恐れる必要はないよ」ということを伝えられればと思います。
結論として、私がCashier’s Check発行に必要だったものは以下の4点でした。
- 小切手の宛名(支払い先の名前)
- 当座預金口座と小切手に記載する以上の預金残高
- パスポート
- デビットカード
そもそもCashier’s Checkとは銀行発行の小切手であり、高額な商品を購入する際に利用します。代表的な利用シーンは車の購入です。
またCashier’s Checkは、近くの支店に行き窓口で発行してもらう必要があります。特に予約などは必要ありません。
まず宛名と金額を確実に伝達
まず必要な情報は、小切手の宛名と金額です。当座預金を保有していて、小切手に記載する金額以上の預金残高があれば発行してくれます。
なお、宛名に書かれた人でなければ小切手を使ってお金を引き出すことはできませんので、宛名は間違いが許されない項目です。
逆に、仮にどこかにCashier’s Checkを紛失したとしても、見ず知らずの他人に勝手に引き出されることがないとも言えます。
パスポートとデビットカード提示後に発行
私の場合は、宛名と金額に加えて、受付でパスポートの提示とデビットカードのスキャン・PIN入力を求められました。
また、簡単にCasher’s Checkを発行する目的も聞かれました。車の購入であることを伝えたら納得した様子で、その後は「どんな車種なの?レンタカーの方が安いんじゃない?」とか「日本にいつ観光できるかしら」みたいな雑談が始まりました。
しばらくすると、指定した宛名と金額が記載された紙媒体のCashier’s Checkを手渡されました。Cashier’s Checkは上下2つに分かれており、上部は控え(Cashier’s Check – Customer Copyとある)なので、下部のみを支払い先に渡せばOKです。
なお、銀行でのCashier’s Checkの発行手続きのすぐ後にアプリで当座預金残高を確認しましたが、すでに自分の口座からは小切手に記載した金額がなくなっていました。
まとめと補足情報
Cashier’s Checkは大きな金額の支払いに使用するため、そういう意味では緊張しますが、手続き自体はこの記事に記載したようにシンプルなものです。
また、ユニオンバンクは日本人が在籍している支店が公開されていますので、もし心配であれば、そちらの支店に行くことも良いかと思います。こちらは念のため電話で予約を取った方が良いでしょう。
下記公式サイトの「日本語をご利用いただける支店」を参照
Japanese Services – ジャパニーズ・カスタマーサービスユニット | Union Bank
これからCashier’s Checkを初めて発行する方にとって、この記事が少しでもお役にたてば嬉しいです。