本記事では『SLINGSHOT(スリングショット)ギャングスタ リストラップ』の使用感や耐久性などを、写真付きで解説していきます。
私は2020年10月にギャングスタのリストラップを購入し、おおよそ半年間、週2~3日の頻度で使用してきました。
私自身トレーニングは数年やってきているのですが、今回初めてリストラップを購入しました。その理由は「ローバーでスクワットを担ぐときに手首が痛かったから」です。
だいたい、100kgでのセットを超える頃から痛みが出始めていたと思います。
そして、様々なリストラップの中でも、性能がよくて、変に目立たないけどカッコイイものを探した結果たどり着いたのがギャングスタリストラップでした。
今回の記事が購入を検討されている方の参考になれば嬉しく思います。
リストラップとは
手首に巻き付けて固定することで、ベンチプレスやショルダープレスといったプレス系のトレーニング時のケガ予防に使用される道具になります。
プレス系の種目でなくとも、高重量を支えるときに手首に負担がかかるような種目(例えばローバースクワット)を行う際にも活用できます。
「リストラップはある程度重量がいってから」という意見もあると思いますが、個人的にはケガ予防の観点から、重量が軽くても付けておくに越したことはないと思います。万が一ケガしたときの責任は自分しか取れません。
ギャングスタリストラップの基本情報
ギャングスタリストラップは、SLINGSHOT(スリングショット)社が販売するリストラップの1つです。
パワーリフティングの公式大会にも使用可能なリストラップとして、IPF(国際パワーリフティング連盟)にも公認されている商品です。
他にIPFが公認している商品として、『SBDリストラップ』や『鬼リストラップ』がありますが、私はデザイン性でギャングスタラップを選択しました。
また、20インチと36インチの2種類があり、手首に使用する分には20インチでよいと思います。私自身も20インチです。
あえて36インチを購入するとすれば、肘や膝などにも巻きたい方、手首をより強固に固定したい方かと思います。
詳細はmbcpowerさんのHPが非常に参考になりますのでリンクします。
ギャングスタラップ使用レビュー
パフォーマンスへの影響①:使用重量の変化なし
結論として、使用重量の変化は特にありませんでした。
最初は少し期待してベンチプレスを行ったりしたのですが、重量・回数は前回のベンチプレスと同じでした。
人によってはリストラップを巻くだけで重量が増えるという話も聞きますが、ギャングスタラップに限らず過度な期待はしない方がよいかもしれません。
パフォーマンスへの影響②:手首の痛みの軽減
私はもともとローバースクワットの際の手首の痛みを軽減することを目的にギャングスタラップを購入したのですが、見事に痛みが軽減されました。
使用を開始してからスクワットは100~120kg程度でセットを組んでいます。
装着後の手首の可動域は次の写真のようになります。
どちらもめいいっぱい手首を反っているのですが、明らかにリストラップが付いている方が手首への負担を抑えてくれていることがわかるかと思います。
使いやすさ①:適度に硬い安心感
ギャングスタラップは、mbcpowerさんがまとめている弾性レベル1~4のうち、レベル3(やや固い)に相当します。
実際に、ギャングスタラップを装着した状態で手首を前後に傾けようとしても、あまり動かないことが写真からわかるかと思います。
使いやすさ②:適度な長さで巻きやすい
長さは20インチ(ほぼ50cm)で、割と短い部類かと思いますが、短い分巻きやすいです。
手首の周りを1.5周くらいといった感じです。私は写真のような手順で巻いていますが、4~5秒で巻き終わります。
耐久性:性能面での劣化はナシだが、一部ほつれも
購入してから半年以上使い続けましたが、性能が劣化している感じは一切ありません。購入当初のホールド感も健在です。
汗で臭くなるのが嫌だったので月に2回くらい洗濯をしていたのですが、洗濯による紐のほつれのようなものが一部で見られました。
写真からベロ(タグ?)の部分と、生地が一部ほつれていることがわかると思いますが、これは通常使用の影響というよりは洗濯による影響と思われます。
また、ベルクロ(マジックテープ)の部分は少し劣化が激しいです。
マジックテープのザラザラしている側も、マジックテープの受け手側も少しほつれているのが写真からわかると思います。
これは、通常使用+洗濯で劣化が進んでしまったものと思います。
ギャングスタラップの洗濯についてはあまりネット上に情報がありません。
個人的には洗う頻度はなるべく落とし、洗う際には手洗いまたはドライモードで洗うことにすれば、そこまで激しく劣化することはないと思います。
私は他の洗濯物と一緒に(一応ネットにはいれて)突っ込んでいたのですが、それはお勧めしません。
おわりに
本記事ではギャングスタラップのレビューをさせていただきました。
自宅でのトレーニング器具についても自分が使用して良かったものをまとめていますので、興味があればぜひご覧ください。